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エルドラド(Eldorado)は、1974年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のアルバム。初期ELOを代表する傑作である。 本作は夢の国「エルドラド」にて巻き起こる出来事を描いたコンセプト・アルバムである。本作よりストリングスアレンジに指揮者のルイス・クラークを迎え、ストリングスサウンドが洗練され、彼の指揮する本物のオーケストラが取り入れられることになった。このオーケストラの比率が徐々にアルバムを追って大きくなっていき、ディスカバリーではバンド内のストリングスメンバーが参加する機会がなくなるのだが、本作では比較的ELOのストリングスメンバーが参加する作品とオーケストラが参加する作品とのバランスが取れており、共演する作品もある。 ジャケットは「オズの魔法使い」のワンシーンより。 ==収録曲== #エルドラド=序曲 - Eldorado Overture #:''男性の声が、男をエルドラドへ誘う。'' #:このアルバムのテーマ曲と言える曲で、A面とB面の最後にそれぞれリプライズがある。 #見果てぬ想い - Can't Get It Out Of My Head #:''海の波に立つ女性に、男は心を奪われる。'' #:シングルカットされ、ELO初の全米TOP40ヒットにしてTOP10入りした大ヒット曲となる。 #:2007年にはヴェルヴェット・リヴォルヴァーがアルバム『リベルタド』の中でカバーしている。 #ボーイ・ブルーの帰還 - Boy Blue #:ジェフ曰く、「中世の、全てを統べる英雄についての曲」。反戦歌である。また、ブルーはジェフの好きな色である。 #:シングルカットされ、いくつかのベスト盤に収録されている。 #ラレドの嵐 - Laredo Tornado #: #プア・ボーイ - Poor Boy (The Greenwood) #:''男はエルドラドの丘の上で、ロビン・フッドの従者である自分を妄想する。'' #:オランダでシングルカットされた。 #偉大なる支配者 - Mister Kingdom #:この曲で幕をあけるB面は、一続きのメドレーとなっている。 #:ザ・ビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」にスタイルが似ている。 #ノーバディズ・チャイルド - Nobody's Child #:''男はエルドラドの年上女性に誘惑される。'' #:ジャズテイストのナンバー。 #ト長調の幻想 - Illusions In G Magor #:''ロックンロール少年が、精神科医に不思議な幻覚のことを話している。'' #:前曲とは打って変わってロックンロールナンバー。 #エルドラド - Eldorado #:''目が覚めて現実世界に戻る男だが、すっかりエルドラドが気に入ってしまった彼は、そこへもう一度行こうと試みる。'' #:逆再生すると、悪魔のメッセージが聞こえるということで訴訟を起こされた。これがきっかけで、ジェフは次のアルバム「フェイス・ザ・ミュージック」にて逆回転メッセージに凝ることとなる。 #エルドラド=終曲 - Eldorado - Finale #:最後の一音がマイナーコードである。 ;リマスター盤のボーナス・トラック # #:収録曲のオーケストラトラックを連結したメドレー。 #ダーク・シティ(デモ) - Dark City (Demo) #:「ラレドの嵐」の初期テイク。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルドラド (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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